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時間簿とは時間の家計簿&おうちの時間割です。
家計を上手にやりくりするために家計簿がありますが、時間簿は一日24時間を上手につかうたのめのツールです。
おうち時間をしあわせに過ごすためののテンプレートを考案しました。
わたしが育児中に自分の時間がゼロでした。コーヒー一杯も飲めませんでした。どうしたら、コーヒーを飲む時間がつくれるのか・・・・。時間割をつけていくうちに、発見がありました。
おうちの時間は列車の時刻表のように一本線ではない。
誰かと関わりながら重層に流れている
時間割は予定を書き込む一本の時系列ですが、時間簿の項目は「誰」「誰」「誰」が横並びになります。
誰と誰が行動を共にしているかを知ることを重点においています。
時間のない原因や時間の使い方のクセがよくわかります。
自分の知りたい内容に合わせて「項目」を追加します。家計簿のようなものですね。
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時間簿見本
・ 時間簿見本1いちばんかんたんな時間簿
・時間簿見本2 「家事、他」
・時間簿見本3 「自由時間」
・時間見本4 「育児 家事」「割り込み」
・時間簿見本5 家計簿のような項目
・時間簿見本6 「ペット」
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はじめの間簿のつけ方とチェック
・ざっくりつけてある時間簿60分
・時間てあるもんですね!(子ども1歳8か月)
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時間を上手に使うためのチェック5
・行動を三つに分けて色をつける
1.いちばん簡単な時間簿
家族の項目 だけのシンプルな時間簿です。
朝の時間ですね。家族を起こして食べさせて、忘れ物がないか、時計を気にしながら遅刻しないように送り出すって大変ですね。
家族4人の「起床」「朝食」「登校」」出勤」をみると、家族の行動にバラつきがあります。そうすると、効率の悪い時間の使い方になります。
2.時間簿見本2「家事、他」の項目
「家事・他」は家事のほかに銀行」「クリーニング」「授業参観」「病院」、その他の雑用など。お金に例えると雑費みたいなものです。
ママはお菓子を作っていますね。
「夫」は朝6時15分に息子と一緒に起きて遊び相手iになり、布団の片づけをしたりしています。
「息子」を中心にして、夫婦で育児を助け合っている雰囲気がほのぼのと伝わってきます。実際は夫は出勤時間を気にして、妻はお菓子がうまく焼けているかハラハラしながら、朝の忙しい時間に、「おいしいお菓子ができるから待っててね」と声を掛け合っている親子の姿が想像できます。
3.時間簿見本3「自由時間」の項目
中学生と高校生の子どもがいると、学校の始まる時間がそれぞれが違い、さらに塾や部活や受験が入ると寝る時間も起きる時間も家族全員の行動がバラバラなります。
「自由時間」の項目は、預金箱を目に付くところに置くというイメージで、家計費からあらかじめ、ヘソクリ分を差し引くという考え方です。
また、一日をふり返ったとき、どこの時間帯で自由時間が取れたかチェックするときの目安になります。小銭が自分のヘソクリになるようなものですね。
4.時間簿見本4「育児・家事」「割り込み」の項目
「育児・家事」「割り込み」をつくると、子どもに邪魔されて家事のはかどらない理由がみえてきます。この時間簿をみると、「夫」はシャワー中、ママは支度中に子どもが遊んでほしいとごねています。
「割り込み」の項目をつくると、いろいろなことに中断されることがわかります。こうして、時間簿をつけると、子どもは一日中、イタズラをしているわけではありませんので、どの時間帯に何をすればいいかわかるようになります。
5.時間簿見本家計簿5「家計簿のような時間簿
小学二年の双子と幼稚園児の子どもが三人。
子どもたちが同じ時間に起床して、家族全員で朝食をしています。母親がよほど意識しないと、このように家族全員をまとめることはできません。一日の行動にメリハリがあり、すばらしい時間簿です。
わたし自身、この時間簿をみたときに感動しました。100人に1人か2人の時間簿です。(エッセという雑誌に読者モデルとして採用させていただきました)
「時間簿5」はパパ」「長男」「次男」「長女」「食事」「掃除・洗濯」「その他」「家事以外の雑用」「割り込み」「趣味・くつろぎタイム」の項目作って、まるで家計簿のようです。
まさしく時間の家計簿です。こうしてみると何に時間をどのように使ったかわかりやすいですよね。家計簿の袋わけのような考え方ですね。
6.時間簿見本6「ペット」の項目
時間の悩みに書いてあるように、ペットの世話に追われて忙しい時間簿もたくさんあります。ペットの散歩は、いやしの時間か、自分時間か、、家事・その他の時間にするか、この解釈はひとそれぞれです。こうして、ペットの項目をつくると、家事よりペットの世話に時間がかかっているな~とかわかりますよね。
子どもの年代による母親たちの時間の悩みと一日の時間の使い方を見ることができます。自分の時間の使い方と見比べると参考になると思います。
時間簿のつけ方とチェックの方法
行動を細かくつけたい人や家族や子どもが多くいる人ははじめは15分にするといいでしょう。家計簿だと雑費やその他の出費を記入することと同じ考え方です。
家計簿も細かくつけると面倒で長続きしません。ですので、一日の過ごし方をみるだけで気づくことがあるので30分がいいでしょう。
朝から順番に書かなくても、思い出したことから記入します。朝、起きた時間と寝る時間と食事の時間はすぐわかりますよね。「起床」「朝食」「登校」など自分でわかるような言葉にします。
時間簿のつけ方サンプル
【事例】時間てあるもんですね!
サンキュ!の読者(子ども1歳8か月)、自分時間のつくり方のアドバイスをさせていただきました。朝からずっと子どもの世話と家事に追われて自分の時間がない!
before 改善前
はじめて雑誌(幼稚園ママ朝日新聞社)に紹介されたとき、時間簿のモデルになってくださったKさんが、子供に邪魔されてCDを最後まできいたことがないといいました。今のママも15年前のママも変わってないんですね。
どんなに家電が普及しても、ママたちの大変さは今も、むかしも変わりません。どうしてでしょう?
だって、赤ちゃんは、今もむかしも、泣く、グズル、ミルク、おっぱい、ハイハイをしながら成長していく、生身の人間ですもの。だから、ママは自分の時間を思うようにつくれないのですね。
時間を上手に使うためのチェック5つ
時間は三つに分けられる
「必需行動」「拘束行動」「自由行動」を意識しながら、これは育児か家事か・・・自由時間かな~・・・。
行動に色をつけてみる
「食事」の色は〇色、「登校」は〇色と色分けしてみると「誰」と「誰」が何をしているかわかります。
どの色がいちばん多いか?
どの色が同じ列に並んでいるか?
時間のない理由は何か?
行動がトコロテン式になっていないか?
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