生活時間と年代別時間の悩み

時間がない理由

生活時間と年代別時間の悩み

コロナで私たちの日々の時間は変わりました。テレワークやオンライン授業など、社会の集団時間が「おうち時間」に入ってきました。

‎それで、最初に紹介したいのは、人間が生きるための生活時間、衣食住の時間というものがあります。 時間簿からみた生活時間を1~8にまとめました。 読んでいただくと、そうか、だから時間がなかったのね、と納得でき、おうち時間の過ごし方のヒントになると思います。

生活時間 1.年中無休
2.子どもの性格と年齢で時間が変化する
3.家族構成、環境、職業に左右される
4.時間に制限はないが、時間に拘束されることが多い
5.割り込みにじゃまされる
6.一日はながら時間で構成されている
7.天候に左右される
8.やることは日替わり
9.細切れ仕事が多く、スキマ時間ができる

1~9までの内容を説明します。

生活時間 1~9の説明

1.年中無休
女性は朝から晩まで育児と家事に追われ、正月休みも盆休みもありません。ある女性が「主婦はコンビニと一緒ね」と、言いましたが的を得ていますよね。

2.子どもの性格と年齢で時間が変化する

母親の時間は子どもで変わります。子どもの性格はいろいろです。活発でじっとしていない子、人見知りをしてママにべったりの子、おっとりして動作が遅い子、他の子と遊ぶのが苦手な子もいます。わたしの息子がそうでした。ほかの子のおもちゃを奪ったり、ぶったりするので、わたしは他のママたちから離れて子ども遊ばせていました。

電車だけ好きな子、外遊びが好きな子、本が大好きで同じ本だけを読む子もいます。 アトピー持ちの子、身体の弱い子がいると、母親は夜もほとんど子どもに付きっ切りになります。 子どもの性格と体質で母親の一日の時間がまったく違ってきます。ですからほかの母親と時間の使い方は比較できません。 それと、母親の時間は子どもの年齢と大きくかかわっています。

3.家族構成、環境、職業に左右される

家族が3人か4人か、おじいちんとおばあちゃんが同居か、障害者がいるか、そして、寒村暮らしか、都会のマンションに住んでいるか、戸建てかによって生活時間は変わります。また、いろいろな職業がありますが、自営業か、サラリーマンか、職業によって生活時間は大きく変わります。自営業をしている家では、朝食は家族が別々に食べるのはめずらしくありません。

4.時間に制限はないが、時間に拘束されることが多い

主婦は会社に勤めているわけではないので出勤時間~退社時間はありません。家事・育児時間の始まりと終わりの規則がありません。いつでも洗濯はできる、いつでも買い物に行ける・・・こうして自由なようですが、子供が幼稚園、学校に遅れないように起床させ、ごはんを食べさせて送り出さなければなりません。学童保育やお稽古事の送迎する時間に拘束されています。

5.割り込みにじゃまされる

割り込みの最大の敵は外部からの電話とチャイムがありますが、近年は「オレオレ詐欺」のこともあってか、昔ほど多くありません。日常の生活ではお隣さんに声をかけられたり、幼稚園ママたちとの立ち話はけっこう時間がとられます。

急に降ってくる雨。これも割り込みですね。だいぶ前のことですが、子どもが幼稚園にいっている間に息抜きの時間をつくりましようと企画して、あるお宅でランチ付のギターのコンサートをしました。ところが、急に空が曇ってくるとみんな落ち着きません。干し物が心配でランチとギターをきいている場合ではありません。いきなり大粒の雨がザーと降ってくると、全員が飛び出して走っていってしまつたのです。ああ、これが主婦の姿なのだとしみじみ思ったものです。

6.一日はながら時間で構成されている

育児と家事をする者にとって、「ながら時間」が朝から夜寝るまでに続きます。ガスに火をつけて、洗濯モノをたたみ、お風呂の準備をしながらキッチンに立ち、子どもの宿題をみたり、きょうだいゲンカをすると間に入ったり、あわててガスを止めにキッチンに走り・・・。チョコチョコしながら動く「ながら時間」は家庭の時間の特長です。 近年はスマホをいじりながらの家事をする、スマホをしながらが社会問題になっています。

7.天候に左右される

その日の天気次第で、ほとんどの職業は影響を受けます。主婦も例外ではありません。子どもが外遊びできない、買い物に出かけられない、洗濯モノが干せない・・・、学校行事の運動会や遠足、イベントなど、天候によって急に変更になりますから、天気は生活時間を脅かします

8.やることは日替わり

毎日朝から晩まで、家事・育児の同じようなことのくりかえしですが、今晩のおかずを考えたり、子どもの宿題を見たり、学校に持っていくモノをチェックしたり、毎日やることは違います。

9.細切れ仕事が多く、スキマ時間ができる

子どもの世話をしたり、家事をしたり、主婦の仕事はチョコチョコと動くことが多いので、スキマ時間があちこちにできます。


年代別時間の悩み

20代~30代 
息抜きの時間がほしい、たまにはお出かけがしたい

子どもが生まれると一日中、育児と家事に追われ、ほとんど自分の時間がありません。

30代前半 
やりたいことがいっぱいあるが時間がない 子どもは幼稚園に通い、そして、塾やおけいこごとをを始めます。ママは幼稚園と塾の送迎に追われる一方で、幼稚園の行事に参加したり、なかにはパートに出るなどますます時間に拘束されます。

30代後半
 仕事? 育児? バード? 地域活動?何をしていいかわからない子どもが少し手が離れると、パートに出る人、地域活動をする人、仕事に復帰する人・・・・ママたちの社会参加がはじまります。一方で、何をしていいかわからないママもたくさんいます。

40代 家族がバラバラの時間を過ごしている。子どもたが中学、高校、大学に通い始めると、部活とバイトと塾に追われ家族の時間はバラバラになります。母親は食べ盛りの子どもの弁当と夜食の世話に追われます。

50代 更年期障害で家事がはかどらない。個人差にもよるが、多くの女性は更年期障害に悩まされ、中には仕事をやめる人もいます。親の介護と重なり辛い日々を送る人もいます。

60代~ 時間が行方不明になった。夫が定年退職をして家にいるようになったため、自分の時間が持てなくなったと嘆く妻たち。孫の世話に追われてクタクタ、自分の時間が行方不明になったと訴える人もいます。

60代後半〜 医者通いと告別式に出席する時間が増えた。体力の衰えとともに物覚えが悪くなり、何をするにも時間がかかるようになります。そして、告別式に出席するなどで、他人のことに使う時間が増えます。

70代~ 友だちが誰もいなくなった。きょうだいや知り合いが亡くなり、ひとりなった。どうやって時間を過ごしていいかわからない・・・。

20代~70代をざっとみると、同じ一日24時間なのに、時間の流れが変わっていくのですね。生活時間をみていただくとその理由がわかります。

 コロナでこうした時間の流れが変わりました。子どもたちの学校の行事や部活が中止になり、働き方が変わり、時短営業になり、外出を控え、いつも利用していた公共施設が休み・・・・。おうち時間の過ごし方に感心が高まっています。 

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自己紹介

あらかわ菜美  生活時間研究家&時間デザイナー 99年に「時間簿」(商標特許)を考案し、新聞、テレビ、雑誌で取り上げられ、全国的に話題。グーグルのキーワードに時間簿が誕生。著書45冊。 元はクラシックギターを教えていました。子どもに邪魔されて、どうたら時間を作れるようになるか思考錯誤・・・独自のアディアで時間のつくり方を構築

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