日本人は貯金が好きな民族と言われています。
ですから、借金をするのではなくなるべく現金で購入するべきであるという考え方を持つ人は多いのではないでしょうか。
私もその一人にすぎませんでした。
そのおかげと言っては何ですが、38歳までクレジットカードを持ったこともなかったので、ローンもまったくありませんでした。
ところがカードを持つと、キャッシング枠というものがあり、だんだんと借金が増えていき、次第に借金を上手に回していく方法を覚えるようになったのです。
その金額は50万円ほどで、さほど大きな金額ではありませんが、消費で使う借金は「悪い借金」と言われているので、あまり借りるのは良くないのです。
それにたいして「良い借金」というものもあります。
それが、事業等で利用する借入金の事です。
どこの大企業でも中小企業でも、無借金経営で営業をしているところは少ないものです。
複数の金融機関と取引があり、お金を借りて会社を回しているものです。
個人であっても事業を営む人であれば、金融機関を利用して事業を回している人がほとんどです。
まれに無借金経営という人もいますが、借りれる余力があるのであれば、借りたほうが事業拡大にもつながります。
私の場合には個人で不動産賃貸業を営むことを決めた時期があります。
ですが、土地をすでに所有しているので建物費用を貯めなくてななりませんでした。